中村小夜子 ―看護師10年目

nakamura

きっかけは父でした

きっかけは父でした

小学校3年生のころに父が交通事故で入院をしたことがありました。
その時担当をしてくれた看護師さんが、いつも明るく元気で、父もそれにつられるように、自然と笑顔が増え、元気を取り戻し退院することができました。その看護師さんとの出会いで、わたしは将来看護師さんになると決めました。
明生会グループに入職する以前は、別の病院で23年間勤めていました。子育ても一段落し、通勤時間が長かったのもあり、家の近隣で働ける施設を探していました。
はじめて見学で伺った時は、透析の機械がズラッと並び、患者さんも多くいらしたので、私に務まるのか不安でした。ただスタッフの方々の笑顔や患者さんの笑顔を見たとき、ふと、昔父がお世話になった看護師さんを思いだしたのです。
わたしはその日にこちらでお世話になることを決めました。

 

いつだってチャレンジできる

いつだってチャレンジできる

入職後はやはり、透析の機械になれるのに苦労をしました。それを支えてくれたのは周りのスタッフでした。元々透析治療のある施設にいたわけではないので、初めて触れる機械は、機械音痴だったのもあり覚えが悪かったですが、丁寧な指導や診療後にもお付き合いしていただいて勉強をしました。
働く環境が人を育ててくれるのです。

そして、わたしも明生会グループに来てちょうど10年になります。
これまで私が33年間の看護師生活の中で、積み重ねてきた経験。これは私の宝物です。
わたしが看護師になるきっかけを作ってくれた方のような笑顔を患者さんに与えられているだろうかと、毎朝心に問いかけ仕事に向き合っています。
これからの私の役割は若いスタッフへ、技術的なことはもちろんのこと、看護師という仕事がどういう意味があるのか、何を患者さんに与えられるのかというお話をしていきたいと思います。
わたしが先輩方から受け取ったバトン。
それをこれからの世代に正しくつないでいきたいと思います。

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